生き方、死に方のブログ。 葛城

このブログは遺書です。遺言です。生きた証しです。そう思って書いてます。雲龍型航空母艦の3番艦。

短時間でスタミナをつけるのは限界があります。 毎日3時間走り込みをしているチームには、どうしてもスタミナで負けてしまう。 だけど、私たちには1日60分、または90分しかないという現実がある。 ではどうすればいいか。 試合中、できるだけ疲れないようにすればいいんじゃないか、というのが私の発想です。

斉藤さんからの学びです。

 

 

 

「ない時間をどう活用して成果につなげたか?」

 

という話なので、あなたにも役立つことだろうと思う。

 

 

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なぜ、人数の足りない弱小チームが全国大会に行けたのか?

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静岡県にあるその高校には、ラグビー部がある。

そのラグビー部に一人の教員が監督として招かれた。

 

当時、そのラグビー部には部員は12人しかおらず、弱小チームだった。

 

監督は何とか強豪チームにしようと思うがそこには大きな制約が。

 

学校の規定で毎日部活に専念することはできず、時間という大きな制約があった。

部活に使える日は火、木、土の3日で1回当たり90分。

さらち、11月から2月の冬の間は、土曜以外は1回の部活の時間は60分だけ。

 

グランドは他の部活もあるので、1/4だけしか使えない。

設備がないので、ナイターもできないし、トレーニングルームもない。

 

ということで、資源がほとんどない状況だったわけだ。

 

ラグビーには、うといので詳しくは分からないが確か1チーム15人だったはずだ。

なので、そもそも人数が足りないところからのスタートだったことになる。

 

そんな状況下でありながら、なんとラグビーの全国大会である「花園」に出場。

そして、優勝とまではいかないものの、1勝を上げることに成功した。

 

今では部員は12人から55人に増えたそうだ。

 

 

これをビジネスに置き換えてみると。

 

あなたが会社員だとして何かしらビジネスをやりたいと思っているとして、毎日忙しく、時間を使えるのは火、木、土の3日だけ。

しかも、まとまった時間がとれるのは60分か90分が限度。

 

そんな状況から、月に50万か100万か売上が上がって利益の出るビジネスを立ち上げたというようなものかと思う。

 

 

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時間のない中、どうやって?

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こちらのインタビュー記事に詳しいので、詳細を知りたい場合は読んでいただければと思う。

 → http://smail3.os7.biz/l/00WVsH/YQjRrY2R/

 

 

監督の素晴らしいなと思った発言をピックアップしてみる。

 

”まず、練習が1日60分しかできないから足りない、ではなく、60分しか耐えられない練習、すなわち61分やったら倒れてしまうような密度の濃い練習にすればいいのではないか、と考えたのです。”

 

 

”練習時間が長いと、本来やらなくてもいい、ルーティンワークのような惰性的なメニューがどうしても入ってくるんです。

それって意味がない。

逆に言うと、3時間やりたいのに60分しかない場合、そのメニューをどうやって60分へ凝縮しようかと考えた方が、よっぽどいい練習になるはずです。”

 

 

”短時間でスタミナをつけるのは限界があります。

毎日3時間走り込みをしているチームには、どうしてもスタミナで負けてしまう。

だけど、私たちには1日60分、または90分しかないという現実がある。

ではどうすればいいか。

試合中、できるだけ疲れないようにすればいいんじゃないか、というのが私の発想です。

 

~中略~

 

ラグビーというのはどこでどんなスピードが求められるのか、解析してみました。

トップスピードで走る時間はわずかで、70%程度の力で走る時間が非常に長いスポーツであることが分かったんです。

そこでいかに疲れないかが、スタミナ維持のポイントになるはずです。

 

 

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重要なことは

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何がポイントだろうか?

 

私が思うのは次の2点+1。

 

1.ないものに目を向けて、できない理由を探すのではなく、どうしたらできるのか?ということを考えるということ。

 

2.目的を意識した上で、何が必要なのか?ということを自分の頭で考え、本当に重要なことに集中すること。

 

(3.きちっと行動に移すこと)

 

 

3.に関しては当然のことというか前提なのだが、抜けるケースがあるので明示した。

 

ビジネスにおいてもまったく同じことが言えるだろうと思える。

 

できない理由をいくら探したところで、それをどうするか?まで考えなければ、何も変わらない。

効果のあることに力を注ぐから結果に結びつきやすくなる。

できると思ったとしても、気持ちだけが高ぶっていて、肝心の行動に結びつかなければ、何も変わらない。

 

 

おそらく冒頭の悩みを抱く人の多くは、たとえ時間をもっと与えられたとしても、問題は解決しないんじゃないかと思う。

 

時間がないのが原因ではなく、考え方や時間の使い方が間違っていることが原因であることが多いと思うから。

 

 

ということで、もし、あなたが時間がなくて思うように動けていないというなら、

 

「時間のない中でも、どうしたらいいか?」

 

を考えてみてはどうだろうか?

 

 

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ビジネスをつくっていく上で重要なポイントと時間のない中でもうまくいった成功事例

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先日、会社を辞めて晴れて独立した方は、管理職として忙しく働いていた。

自分の好きな趣味を副業として始めて、それが今は本業になった。

 

彼は、ビジネスで結果を出すために何をすればいいか?

を学んで、限られた時間を重要なことに当てたことで、副業を継続的に収益が上がるようにして独立した。

 

4年前に会社を辞めて海外に移住した元サラリーマンも同じ。

仕事や家族サービスで忙しい中、ビジネスで結果を出すためのポイントを学んだ。

そして、時間をやりくりして重要ことに集中した結果、副業ながらトータルで1億円以上売り上げて、独立した。

 

 

他にも、会社勤めと子育てで忙しい中、同じく副業でトータルで1億円以上を売って独立した人がいる。

彼もまた同様に、どうすればビジネスがうまくいくか?というポイントを学んだ。

そして、何とか時間を捻出し、限られた時間を重要なことに集中して、結果につなげた。

 

 

彼らが学んだビジネスで結果を出すために重要なこととは何だろうか?

 

 

 

 

 

P.S.

 

ちなみに、2014年の静岡県の高校ラグビーは11の高校しか出場していない。

なので、全国大会といっても野球やサッカーと比べたらハードルは低いだろう。

 

が、重要なことは制約があったとしても、それをどう捉えて、成果に結びつける行動をとるか?ということ。

 

ちなみに、ビジネスの場合、競合はたくさんいるが、スポーツのように勝ち負けがはっきりするわけではない。

また、新しい価値を生み出すことで、突如、市場が生まれることもある。

誰かが勝ったら誰かが負けるとは限らず、共存できる点はとても素晴らしいなと思える。

 

ビジネスは価値を提供することが目的であって、競合を蹴落とすのが目的ではないので。

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