上記は、適当に調べて、 それっぽい単語を入れただけですが、 なんか、分かりづらくなって、 すごそうになりましたよね?
七星さんからの学びです。
見積書のコツですが、
・バラバラにする
・分かりづらくする
・税別表記
この3つがポイントです。
■ バラバラにする
システム開発費 100万円
消費税 8万円
合計見積 108万円
こういう見積書が、一番ダメです。
私なら、内容、単位、単価、金額を、
バラバラにします。
・システム設計
20時間×5,000円 100,000円
30時間×5,000円 150,000円
・内部プログラム打ち込み
50時間×5,000円 250,000円
・システムエラーチェック
20時間×2,000円 40,000円
・お打ち合わせ
0.5人×50,000円 25,000円
これを、どうやって
100万円にするか、再度考えます。
まず、打ち合わせで、
0.5人×5万円と書きました。
ここで、この人の日給は、5万円
いう認識を、与えています。
あと、システムチェックは、
技術がいらないので安くしていますが
これは、適当ではなく、ちゃんと
金額を考えていますという表現です。
これだと、まだ56万円なので、
もっと項目を増やします。
システム設計
25時間×5,000円 125,000円
40時間×5,000円 200,000円
内部プログラム打ち込み (PHP)
60時間×5,000円 300,000円
ユーザーページ作成
30時間×5,000円 150,000円
管理システム作成
10時間×5,000円 50,000円
サーバー構築 (外注:詳細別途)
一式 200,000円
システムエラーチェック
30時間×2,000円 60,000円
お打ち合わせ 1回
0.5人日×50,000円 25,000円
合計金額 1,110,000円
値引き - 110,000円
最終お見積 1,000,000円(税別)
この見積だと、実働20日で完成です。
でも、実際は、10日分ぐらいの
仕事量でないとダメです。
そうすることで、
日給が、10万円になります。
■ 分かりづらくする
難しい言葉を使えば使うほど、
お客様は、考えるのが面倒になり
なおかつ、すごい事をするんだ~
って、思ってくれます。
先ほどの例を、分かりづらくしますね。
20時間×5,000円 100,000円
※CSK Winテクノロジを使った実装
30時間×5,000円 150,000円
PHP4内部システム
※Zend Engine方式での実装
50時間×5,000円 250,000円
全システムの互換性確認
バクの全チェック
20時間×2,000円 40,000円
上記は、適当に調べて、
それっぽい単語を入れただけですが、
なんか、分かりづらくなって、
すごそうになりましたよね?
ただ、勉強家の人とか、
見積をしっかりと見る人、
知識がある人には逆効果です。
これは、素人向けのテクニックです。
■ 税別表記
これが、一番簡単です。
少しでも安く感じてもらうために
税別表記は必須です。
こういうことは、
見積書を書いている人なら
当たり前に知っていることです。
他の人が書いた見積書は通らないけど、
私が書いた見積書が通るのは、
こういう計算力の部分です。
自分が見積書をもらった時に、
それを安く感じるか
あと、税務的なことも重要です。
『昔から勉強しなかったから
俺はそんなの出来ないよ~』
とか、数字に弱い人は
出来ないのではなく、やらないだけです。
計算力を身に付けることで
あなたの仕事の収益性・時間給が
グッと上がるという事を、
ぜひ、覚えておいてください。
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